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九段下の駅で下車。最寄の出口は4番。
地上に出ると、きっと同じように九段会館に向かう人。

映画の試写会。初めての試写会。
ミス・ポターの試写会です。

内容はあえてお話しませんが、
意外にもボロ泣きしちゃいまして、
しんみりしっとりとココロに浸透するお話でした。

「ピーターラビット?うーん、別に・・・」と
食わず嫌いしないでください。
ピーターラビットの作者の話ではありません
ビアトリクス・ポターのお話です。

そしてレニー・ゼルウィガーは
やっぱり女優だぁとおもいました。
”chicago”の彼女、好きなんだよね。

んでもって、とても興味深いイベントがありますよ。
字幕翻訳コンクールですって。
やってみようかしらん・・・。(9月10日まで。)
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びちゃっ!

振り返ると秋刀魚が落ちていた。
1尾89円の、氷の入った発泡スチロールに
たくさんの秋刀魚が横たわっている。

その中から1尾トングで取り、
ビニール袋に入れようとして失敗したおばさん。

スーパーの床に落とした。
白い床に落ちた秋刀魚。
ワゴンのすぐ足元に落ちた、長細い秋刀魚。
がらがらの店内で唯一ヒトが集まっているワゴンの足元。

雨が降っていたせいか、
スーパーの駐車場も駐輪場もレジも売り場も
その時間帯にしては珍しくガラガラ。

そのためか、鮮魚や精肉がのきなみ値下げされていた。
10%オフから、最大30%のものまで。

秋刀魚はそれらと違って今日のご奉仕品なのだろう、
売り場通路の中央に、ワゴンに乗って重ねられていた。
そのワゴンの向こうには、同じくご奉仕品の小柄な伊勢えび。
こちらはパックの中でまだ生きている。

麻美と落ちた秋刀魚の間は約5m。
その5mの間にはもうひとり、
麻美よりは年が上だろうと思われるお姉さん。
麻美と同じく現場を目撃してしまった一人。
秋刀魚方面に背中を向けつつ、
右肩をひいた状態で振り返り、秋刀魚の行く末を見張る。
つまり足は麻美のほうを向いている。
麻美のほうに歩き出していた途中だったのに。

と、落としたおばさんは
それが当然の行為であるかのように
手に持っていたトングで床の秋刀魚を持ち上げ、
そしてもとの発泡スチロールの中に入れた。
例えば落としたハンカチを取り上げるのと何の変わりも無い。

その後、何事も無かったかのように、
別の秋刀魚をビニールに入れ、口を縛る。

!!!

右肩をひいて見張っていたお姉さんの頭上に
そんなマークがいくつも見えた・・・気がした。
きっと麻美の頭上にも浮いていたに違いない。

あっけにとられている間におばさんgone。
迷っていたが、昨日は秋刀魚を買うことを止めた。

代わりに10%オフのひき肉を買って冷凍ストックにした。
今、ケータイの待ち受け画像は
どこぞのwebsiteでひろってきたjulian opieのイラストだ。
PCのスクリーンセーバーも、そうだ。

ふわっとよみがえった。

帰りの池袋西武のリブロで立ち読み。
発売したか、若しくはして間もないpenの
”ポップアート宣言”という特集で
うわ!このイラスト好きだ!と惚れた。

よくよく考えるとシオドメさんのエントランスで
opieのイラストが歩いてるから、実は目にしていたのだけれど。

今、次の旅のために
何か刺激になる雑誌のバックナンバーでもないかなと、
あたりそうな雑誌を片っ端からググっていたところに、
その懐かしい2006年1月14日発売号のpenは出てきた。

あれは2006年1月14日か、その数日後のことだったのか。
何気ないフツーの日の、いつもの帰り道の、いつもの本屋立ち読み。
ちょっと惹かれたけど、結局買わなかった。
気に入ったそのイラストのイラストレーターの名前だけ覚えて帰った。
それは2006年1月14日か、その数日後のことだったのか。

そうおもったら、あああああ。
時が経つのは早いなぁと思った。

ただそれだけ。

「ほら、シーカヤックだよ、行くヨォ」と娘を促す。
すると、小学一年生のユイは
「んー、行きたくない・・・」といった。

おとなしく、でも同時に断固拒否をしめしている。
さりげないけど強い否定。
すねているのだろうか、もともと来たくなかったのか。
あぁ、どちらにしてもアタシにそっくりではないか。
アタシをみているようだよ。

「えーっ、行きたくないじゃないよぉ。
んじゃぁ、先に行っちゃうよ」

バイザーをかぶり、サングラスを調整しながら、
そういってアタシは部屋を出た。
たぶんこうやって脅しても彼女は動じないだろうな。
しかたない、キャンセルするか・・・。

そのカヤックの乗り場は室内。
海に突き出した乗り場はそのまま海につながっている。
ちょっと薄暗く、カヤックの浮いた中央をはさんで両方に通路がある。
その通路と手前にはこれから出発しようという観光客が多くいた。
その中で忙しそうにヒトをさばいている彼に声をかけた。

浅黒く日に焼け、そのせいで年齢不詳。
同じか、もしかしたら年下ぐらいだと思うんだけど。
ちょっとガタイいいけど、でも、海が似合わない、
どちらかというと区役所などに勤めていそうな顔。
以前来た時にも、彼にお世話になった。
それっきりだけど、こちらも彼を、彼もこちらを覚えている。

「えーっ、乗らないんですかぁ?
こまったなぁ、娘さん、水怖いって?だめなの?」
「いや、水が怖いわけでないの。しっかり水着も着てきたし」

彼の一言は、発したのはその一言だけなのに
ずいぶんと事務的にがっかりした様子が読み取れた。
”困るんですよね、そういう勝手なこと”といわれているようだった。
せっかく顔見知りになったのに、あーあ。

なんとか謝って、ユイのいるはずの部屋に戻った。
が、ユイはいない。

ここは海水浴場だが、ちょっと歩けば岩場が多く
迷子になる子供も多い。

岩場まで行って足を滑らせたら・・・
海に足を取られたら・・・

とたんに真っ青になった。
建物を飛び出し、ユイを探し回った。

そこからは記憶が途切れ途切れだ。
どこを探し回ったか、誰に聞いたのか
覚えていないくらいに探し回った。

ふと、レコーディングスタジオから連絡があった。
この日、カヤックをした後、
仕事で向かう予定だったスタジオからだった。

「麻美さん?
時間にはずいぶん早いけどユイちゃんもう来てますよぉ。
麻美さんとは別なんですね、麻美さん、何時に来ます?」

この海岸からは近いが、子供が歩いていくには距離がある。
それでも、歩いて向かったのだろう。
お金だって持たせてなかったのだし。
この海岸からスタジオに向かったことはない。
それでも場所を把握し、自分の足でたどり着いたようだ。

急いでスタジオに向かいドアを開けると、
そこにはスタッフにかまってもらいながら、
ピアノの回転丸イスに腹ばいになってくるくる回ってる、
すました顔のユイがいた。


みねちゃんのところから拾ってきました。

自分を商品化。結果は・・・

【商品名】
「おいしいまみ」

【キャッチコピー】 
搾りたての味をあなたに

【種類別名称】
牛乳パックにしか見えないのだが、中身は27歳の女性(人間) 

【原材料名】
平凡だった子供時代
何事も粘り強い忍耐力
思いやる心
100歳以上生きてしまいそうな健康美
人のアドバイスを聞かない頑固者
僅かな過ちへの謝罪
香辛料
着色料(茶色5号)

【賞味期限】
人間としては後、68年くらいです。
異性の対象としては後、19年くらいです。

【保存方法】(開封前)
パソコンの画面が見える近くに置いてください。

【開封後の取り扱い】
たまにメールチェックをさせてあげてください。 

【製造者】
まみの父と母
今から約27年と数ヶ月程前、東京都のとある一室において(以下略)

【使用上の注意】
お子様の手に届かない所で保管してください。
定期的に食べ物を与えてください。
たまには東京都に連れて行ってあげてください。
たまにはスポーツをさせてください
時には紫外線の浴び過ぎに注意してやってください。


「おいしいまみ」の販売数見込み

東京都出身の人たちの28%が欲しいと一瞬思ったが、
実際売れた数は1274個 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

名前が良いですね、この商品・・・
でもあと19年しか旬ではないんですね。
やばいですね。本当になりそうで(笑

みねちゃん、ありがとうございました。

スワンナプーム空港は恐ろしくきれいで
調べたら1時間で最大76便も発着できるらしい高機能。
しかも24時間稼動だというじゃないですか。
美しいし、広いし、bangkok中心部からたったの32km。
あぁ、日本のNARITAはアジアのハブ空港になれっこありません。

P1010843.JPG
エスカレーターひとつだけでも美しくて写真になる。

samuiからbangkokに戻ってきて思ったことは「都会」だということ。
あたりまえか。でも、「と、都会だ!」と言葉を発したくらいだから、
それなりの驚きと衝撃があったんだと思う。
考えてみれば、アジア初体験なんですよ、アタクシ。

市街は日本車の多いこと多いこと。
トヨタはなんつっても世界のTOYOTAであり、
いや、もちろんNISSANやHONDAもあるんだけど、
ISUZUが健闘していることにもおどろいた。

バイクも多い。
日本ではお目にかかれないくらいの数が信号待ちしてたりする。

P1010741.JPG
ピンクのはタクシー。すごい色…。

電車にも乗りました。
スカイトレイン(BTS)と地下鉄。

地下鉄の切符、面白いよ。
お金を入れるとね、黒いプラスティックのコインが出てくるの。

P1010561.JPG

これをね、改札のコイン投入口に入れて通るのさ。

電車下りて改札を出るときも、同じように投入。
んで、回収されると。

日本も紙製の切符じゃなくてこういうのにすればECOなのに。

トゥクトゥクにものりました。
これが詐欺の一環であることを最初は気付かずして…。

P1010660.JPG

聞きたい?どんな詐欺にあったか。聞きたい?


三島由紀夫の「暁の寺」で有名なWat Arunへ行きました。
ものすごい建築物ですね。
その美しさと、階段の急さにおどろきました。
高いところが苦手なダンナは、急な階段でこんなカンジ。

P1010623.JPG

意外にも高くって、それはこんなカンジ。

P1010637.JPG

このあと涅槃仏=Wat Phoももちろんみてきた。

すごいよ、でかいよ。
靴脱いで館内へ。ででーんと横たわる仏像。
教科書だよ、これ、教科書で見たよ!

P1010648.JPG
一緒におねむのダンナ。かわいくない・・・。

ナイトバザールにもいったよぉ。
安い!広い!面白い!

0758f2ec.JPG

いろんな店、いろんなものが売ってるけど、
よくよくみると、同じものがたくさんあった。
あの下着、他の店ですでに3回くらい見た…とかw

その一角に出ていた屋台でご飯を食べてみた。
うまーい!やすーい!タイだよ、タイ!

P1010524.JPG

こんな「雑多なアジア」があったかとおもうと、
一方ではキラキラ近代的なショッピングセンターがある。
でも、中はやっぱり雑多なんだよね・・・。

P1010696.JPG
ISETAN。中身はフツーのデパート。


Jim Thompson's Houseも行きました。
タイといえば、タイシルク!

P1010731.JPG

いや、物は買わなかったんですけどね・・・
なんちゅーか、観光地としてかなりのハイクオリティですよ、ここ。
世界中から観光客が来るのに対し、
一体何カ国語分用意してるのかわかりませんが、
建物内とガイドしてくれるんですよ。
うちらは日本人なので、日本語で。
英語圏には英語で、フランス人にはフランス語で・・・
○○分に集まってくださーい、と言われ、
そこからそれぞれの外国語ツアーが時間差で行われるわけです。
そんなガイドのおかげで、非常に興味深い見学が出来ました。

オカマショーも見てきましたよ、えぇ。
これが、オトコなのか・・・と思うと、
オンナである麻美は立場がありません。

P1010766.JPG

んまー・・・いいや、結婚できたし(笑


だらだらと思い出を書きましたが、
見せたい写真はたくさんあります。
ショーの動画も1つだけアップしちゃったりして。

ぜひ見てやってください、
http://picasaweb.google.com/mamirt/Bkkを。

んで、ショーの動画が見たい人は、遊びに来てください(笑


旅@bangkokと一緒にするには
内容の深度も違いますし、なにより長くなるので、別にしました。

さて、Wat Arun と Wat Phoを訪れたその後・・・

寺めぐりのその後しばらく歩いてNational Museumへ。
門の付近で博物館のヒトと思われるヒトに呼び止められました。
なかなかちゃんと英語を話すじゃないですか、すごいね。
大抵のタイ人の英語って、なまりが強くて聞き取りづらい。
んまー、6年以上英語を勉強している日本人よりも
これだけ話せれば、すばらしいことですけどもね。

聞くに、明日はセレモニーがあって今館内は清掃中。
15時くらいにならないと開かないんだよ、と。
あらー、タイミング悪いわー。

そこで会話が弾む。
日本からきたよ、とか、学生?とか、タイ人にみえるね、とか
Wat Arunと Wat Phoを見てきたよ、とか。

そしたら、次はココとココとココに行くといい。
そういって、うちらが図書館で借りてきた「地球の歩き方」に書き込みました。
トゥクトゥクに乗っていくといい、50bahtくらいだよ。
それ以上は高いからね、高いって言うんだよ。と、タイ語まで教えてくれた。
3軒目はシルクのお店ね、ここは1年に7日間しか開けてないんだよ。
あとはぜーんぶ輸出用。モノがいいからね。んで今日は7日間の最終日!
あんたたち、ラッキーだよ、ぜひいくべきだよ。
そーお?親切にありがとう、じゃーね。

てくてく。すると、通りすがりのヒトに声をかけられました。
おんなじようなことを勧めてくれました。
代表的観光地なのかな?んじゃー、まぁ・・・
歩いていくの?それは遠くていけないよ。トゥクトゥクがいいよ。
ほら、とめてあげるよ。
え?いや、いいよいいよ・・・。

振り払い気味に歩き出すと、一台のトゥクトゥク。
乗る?乗っていくかい?○○と○○いくの?
う、いくらで行く?ときいてみると50だという。
うーん、まぁ、じゃぁ、乗ってみるか。初トゥクトゥク♪

そして2件の仏めぐり。2件目でお参りしている青年に出会う。
そんなところにいちゃだめだよ、ほら、こっちにきて、手を合わせて…。
と、仏教徒であるその青年に促され、拝んでみる。
黒い仏像。館内は入れないらしい。

どこからきたの?どこをみたの?
ここでも会話が弾む。なまりは強いけど、ちゃんと英語。
ココとココと…と、地図を開いて示す。
その後、「ここ!何で知ってるの?」と一箇所を指差した。
1人目の博物館のおじさんが書き込んだ、シルクのお店。
ここはね、最高のタイシルクの店でね、通常は輸出用で…云々。

・・・?あれ、おなじこときいたぞ。有名なところなのか?
でもダンナはとうとう怪しみだした。話途中で、行こう、と。
トゥクトゥクに戻る。
このあとはバックパッカーの集まる
カオサン通りへ連れて行ってもらう予定が・・

一枚のラミネートされた紙。

わたしたちはお客様を○○へ連れて行くことで
ガソリン1リットルをもらえます。
1分でも構いません、ぜひ。

そんな主旨の内容が書かれた、かなりカタコトな日本語。
やられた!そうやって客を連れて行って買わせるのか!
なんとも美しすぎる連携プレー!!

その寺からカオサンまでは足が無く、仕方なくトゥクトゥクにのる。
行くけど、本当に1分だけだからね!!
途中でスコール、あぁ、最悪だ。

店の前に付くと、店員が傘をさして出てくる。
フツーの、っつーか、この店が
世界中に輸出しているシルクを扱うようには見えん!

傘を差され、仕方なく店内に入ると、
きっと同じように連れてこられたであろうヒトが店内にまばらにいた。

入口から足を進めることなく、店内を見渡し、
「コレはイタリアのものでして…」と説明を始めようとする店員に
それ以上説明を続けさせること無く、店を出た。

外ではトゥクトゥクドライバーのおじさんが、
さっきまでとは違い、明らかに不機嫌に待っていた。
本当に1分で出てきたからな。

んで、約束通り、カオサン通りに。
50bahtを支払い、トゥクトゥクをおりた。

ダンナは最初のヒトリ目で見抜けなかったことに
いたくショックだった様子で、
麻美はというと、すっかりだまされ、
それとは別に、きっと町中でナイス連係プレーが
繰り広げられているんだろうなぁと思うと関心仕切りだった。

この手口はベタは観光地周辺では頻繁に行われているようです。
気をつけてください。