心身の健康を保つべく、
娘をいつも通り保育園に預け、
でも急遽有休をいただいてひとりの時間を作った。
2時間ほど昼寝をしてカラダを休め、
気分転換に買い物に出た。
体が重くて限界だったのでめずらしくマッサージを受けてきた。
まっさきに。
背中の右側と左側のこり方がちがいすぎて、
ゆがんでるだかひっぱられてるだか、そんなようなことを言われた。
いつも左手で抱っこするし、そのほかのことは右手に任せてるからな。
腰も思ったより重症。
抱っこしながら横着にモノを取るなど、無理な姿勢を取りがちだから。
きもちよかった。もちろん、きもちよかった。
2時間ほどで効果は切れたけど…。
服を選んだ。買い物をした。雑誌を立ち読みした。
気兼ねなくエスカレーターに乗った。
ひとりでお昼ごはんを食べた。自分の食べたいものを食べた。
何も考えず、ふぅーっと一息。
お迎えの時間よりだいぶ早く家にもどり、
今度は時間と戦いながら食材の下ごしらえをした。
娘の離乳食ストックや下準備など。
で、時間。
娘に会える!娘のお迎えだ!今日は何してたかな。
ご飯は完食出来たかな。牛乳は飲めたかな。
お洗濯ものはたくさんあるのかしら。靴は履いたかな。
顔はほころび、にやけ、娘に会える嬉しさでいっぱい。
坂道も苦にならず、ニヤニヤニヤニヤ。
すれ違う人に怪しまれないよう、うつむき加減で、ニヤニヤ。
ふと、思い出した。
そうだ、この感覚だった。
最近なくしていた感覚。
最近ニヤけながらお迎えに行くことなかった。
娘に会えることのうれしさはあるけど、
同時にその後寝かしつけまでの怒涛の時間をいかにスムーズに段取り良くこなすか、
もう頭の中が常にカチコチカチコチ歯車回って機械的で事務的で
とにかくこなすことを考えがちだった。
程良い負荷で前向きに過ごしているとき
アタシは娘を迎えに行く道中ニヤける。
これ、アタシのなかで一つの健康の基準だなって思った。
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