娘の寝かしつけと共に寝落ち、
深夜に目は覚めたものの起き上がる元気はなく、
でも眠りにも戻れないまま
もんもんと布団の中、
ふと、分娩時に頭をよぎった、あるコトを思い出した。
陣痛も後半、
いきみたいのを逃すため
必死で深呼吸しようにもどうも出来ない。
自分の頭で考えるのはもう限界なので、
夫にカウントしてもらい、
それに合わせて呼吸しようと
夫にその旨頼んだ。
が、夫のカウントは
深呼吸をするには早過ぎ
これまたうまく深呼吸出来ない。
もっとゆっくり…と頼んだ気がする。
それでも合わない。
意識朦朧で自分で考えるのがしんどいから
夫に頼んだのに
これではちっとも役にたたない。
だれがその速度で深呼吸するのよ!
ラジオ体操の深呼吸のパートだって、そんな早くないわよ!
自分が深呼吸しようとしたら、
そんなに早いカウントじゃできないでしょ!
なんて愛のないカウントなんだ!
これなら、朦朧とした中でも
自分でカウントしたほうがよっぽどましだ!
いや、まて。
こんな展開は予測がついていた。
夫の日常を考えたら、こうなることは
わかっていたではないか。
頼んだあたしのほうが間違いだったんだ。
自分でカウントしよう…。
と、陣痛のしんどい中
自己完結したこと。
なんで年またぎの瞬間に
そんなこと思い出してるんだろうね、
あたしったら。
あけましておめでとう。
今年もよろしく。
夫、今年もよろしくね。
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