【発】フォンテーヌブロー(fontainebleau/FRANCE)
【経由】ディジョン(dijon)・ボーヌ(beaune)
【着】リヨン(Lyon)
【走行距離】459km/3400km
<ぶどうだけ。本当にぶどうだけのワイン街道>
フォンテーヌブロー宮殿の前だけ写真を撮って、早速移動を始める。
目指すはワイン街道ですよ。
なんたってブルゴーニュ縦断ですから。
オートルート(高速道路)でDijonを目指し、そこからはしたみちを。
ぶどうのイラストのサインがワイン街道のしるし。
そこに広がるのは、本当に本当に葡萄だけ。圧巻の景色。
9月には収穫だから、
残っているのは枝と残り物ぶどうだけなんだろうけど
なんちゅーか、本当にぶどうだけ。
途中村々に寄るも、日曜だったせいかヒトの気配がなく、
ワイナリーのようなところに行くも、開いておらず・・・。
きっといろんなところで試飲が出来たりするんだろうなぁと
ちょっぴり悔しく思いながらもワイン街道を進んだ。
もっと下調べしておけばよかった・・・。
途中、クロ・ド・ヴージョclos de vougeotだけ見学。
もっと勉強して、ぜひまた来たいなぁ。
無謀にも、ダンナは麻美に運転をさせてみる。
クラッチなんて教習所出て以来踏んでない。
5kmとせずに街につき、
その間のダンナは生きた心地がしなかったに違いない。
麻美が運転したのはそれっきり。
全3400kmのうち、それっきり。
そんな調子でボーヌまでたどり着き、
まだもう少し走れそうだからと、その日はリヨン泊と決めた。
ロンリープラネット便りに宿探し。
電話で予約して、リヨンに向かった。
リヨン。でかい街だけど、なんだか居心地が良いな。
やっとのことで目当ての宿に着くと
この旅、初めてのハプニング発生。
「電話で予約したshimizuです」
「shimizu・・・あれ、いつお電話いただいた?」
「今日です。数時間前」
「もしかして、ロンリープラネットをみて電話した?」
「はい、そうですけど」
「あー、あれね、電話番号が間違えて掲載されてるんだよ」
!!!
たずねたのは、hotel st-Vincent。
で、電話番号は全然別の、リヨンの中の宿。
2007年版western Europeに掲載されているのは間違ってますよー。
気をつけてくださいねー。
「出版されて以来、しょっちゅうだよ」と肩をすくめつつも慣れたご様子。
ああ、いいおじさんだ、ぜひこっちに泊まりたい。
っつーか、そうだよなー、
ロンプラ(そもそも豪州産)に掲載されているのに、
電話したホテルの方、英語が不慣れだったもんなー。
2回目電話してほかのヒトが出てきたときには
まったくしゃべれなかったもんなー。
フランス人、気をつけろ。
parlez-vous anglais?(ぱるれ ぶ あんぐれ?=英語話します?)
と聞いても、遠慮なくNONと答えるからな・・・。
hotel st-Vincentのおじさんに頼んで、
間違って予約した宿にキャンセルのお電話をしてもらい、
晴れてhotel st-Vincentに泊まったのでした。
夕食は、懲りずにロンプラで探して食べたのでした。
んー、ワインがうまい!
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