ほとんど自分のみが飲んでいた白ワインのボトルがほぼ空に近かったこと、
すえちゃんとトイレの前で「裸にエプロン」の話をしたこと、
トイレの鏡の自分が、自分から目を離してくれなかったこと、
ありちゃんとやよいちゃんが帰って行ったこと、
カラオケ1件目は満室だったこと、
カラオケ1曲目清夫がうたったこと、
なっちんが歌っている最中に、自分は松田聖子をエントリーしたこと、
これはやばいと、トイレに行ったこと、
トイレの場所がわからなくて店員に聞いたこと、
「あー、聖子ちゃんが始まってしまうなぁ」と思っていると
なっちんが救助に来てくれたこと、
女子トイレに清夫が救助に来たこと、
「苦しそうだけど色っぽいなぁ」となっちんが褒めてくれたこと、
女子トイレに来た他人だが誰かが、「大変ですね」といったこと、
水が2回運ばれてきたこと、
「飲み物かって来るわ」と、誰かが走ってくれたこと、
ふらふらなのに、4階分くらい階段を下ったこと、
タクシーに乗り込んで閉める間際に誰かがお札を投げ入れたこと、
タクシーの運ちゃんが「246経由でいいですか」とルート確認したこと、
タクシーの料金が3000円強だったこと、
うちに帰ってもトイレと友達だったこと、
熱いお茶を入れてもらって、熱すぎて飲めなかったこと、
着替えて寝かされ、その直後に友人と電話してる清夫のこと、
その会話の内容が、「いやぁ、麻美が珍しくつぶれちゃって・・・」ってこと。
これだけばっちりくっきりしっかり覚えていることが、
自分のその場の情けなさ、恥ずかしさをいっそう強いものにさせる。
いっそ記憶が飛んでいたら、とさえ思う。
飲んでも飲まれるな。
人生2度目の完敗です。
ご迷惑をおかけしました。
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