ベッドに入って10分経たないうちに、
夫の寝息が聞こえてきた。
疲れてるんだな。
そう思いながら麻美も眠りに落ちようと頭を空にする。
と、次の瞬間に
「わあぁぁ~っ」と恐怖の混じった声がした。
握っていた手は宙をつかまん勢いで振りほどかれる。
「どうしたの?どうしたの?」
「麻美に突き落とされた!」
「えええ?ここにいるよ、落としてないよ」
「テトリスをやっててね、テトリスが落ちてきて・・・」
「大丈夫、そんなことしないからぁ・・・」
そしてまたすーっと眠りに戻った夫。
麻美は取り残されて、爆笑。
何か、プレッシャーでも感じているのでしょうか・・・。
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