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料理の苦手な妻
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[職人の母:さち裁縫室]
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小掃除×複数=大掃除としようと考えていたけど、
腰が重くて上がらないまま、今年が残り少なくなっていく。

それでも昨日は台所の壁面や窓に手をつけ、
目についていたあの部分がすっきりしたから
だいぶ気持ちがすがすがしく、軽くなった。

夫のトイレ掃除が想像以上にしっかりされていたので、
さらに気分は晴れ晴れw

年末は出かける予定。さらに、忘年会のお誘いも続く。
クリスマス返上で小掃除しないと、
もんもんとしたまま新年を迎えてしまう・・・。
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クリスマスが近づくと、
新聞朝刊に挟まれたチラシに胸を躍らせた。

デパートやスーパーのチラシに、
旬のおもちゃがたくさん掲載されていたからだ。
もはや、チラシではない。おもちゃカタログである。

ながめ、あれがいいかな、これもいいな、と
楽しく悩むあの時間が、きっと楽しかったんだよね。

弟と布団を並べて寝ていたあの頃。
クリスマスの朝、起きるにはまだ早すぎる暗い時間。
自分のプレゼントの存在を確認し、
また、隣の弟のプレゼントの大きさを確認し、
何が入っているんだろう、あの大きさは何だろうと、
朝を心待ちにして、なかなか眠りなおせなかった覚えがある。

弟の大きな包みは、確かレゴだったと記憶している。
んで、その時の自分のものは覚えていないんだから、
myサンタには申し訳ない・・・。

今の子供は、欲しいプレゼントを
どうやってサンタさんに伝えるんだろうね。 
 好奇心は、創造と成長の源だー。

なーんて頭でわかっていて、
なんで実践できてなかったのか。 答えはカンタン。
そもそも好奇心が乏しかったから。

古巣のラボパーティの発表を観てきた。
自分がその場所を卒業したのはもう8年ほど前。
その時にまだ幼さの残る顔をした彼らは、
見違えるほどにお兄さんお姉さんになっていた。

そして発表はスサノオ。

静けさ、悲しみが心の中にそっと沁みてきた。
知っているお話なのに、初めてみるかのように見入った。
きっとうまく世界がつくれていたんだとおもう。
彼らが思うスサノオの世界が、見えたんだと思う。

そう、そうしてふとおもったのよ。
自分がやっている時、こんな思いを持ってもらえたのかな、と。

世界をつくるには、その細部まで想像して設定して、
自分は本当にその世界にいなくちゃいけない。
細部まで想像して設定するには、背景やせりふの意味を自分のものにして
理解しないとできないんじゃないかな。
そんなに気難しく考えてやることが正しいかどうかではなくて
そうしたほうがもっと楽しかったんじゃないかなと。

在籍していた15年だか16年、もちろん楽しかった。
でも、量も質ももっとアップした楽しみ方が、出来たんじゃないかな?

そうそ。足りないのは好奇心。
んま、いまさら好奇心をもってって言ったって、
どうすりゃいいかわからんからサ。
まずは夫についていくことにする。

アイツはうるさいほどに
好奇心旺盛だからなw
 前日から、「ランチはウェンディーズだ!」と心に決め、
そして誓ったとおり、行ってきました。

スパイシーチキンサンドがお気に入りで
気がつけば基本のウェンディーズバーガーの味を思い出せない。
ここは原点に戻るべく、ウェンディーズベーコンチーズバーガーを注文。
おきまりのフレンチフライは夫とシェア。
そして大本命、チリはLサイズで一人一個!
そうしてウェンディーズお別れの食を楽しみました。

が、ちょっと欲張りすぎたわね。
終わりが見える頃には、もうおなかがパンパン。
ファストフードでこんなにおなかをいっぱいにしてよいのだろうか、いやよくない。
そう感じつつも、そう、お別れだから…と完食したのでした。

振り返れば、ウェンディーズとの出会いは小学生のころ。
ラボセンターの帰り、寄るのは決まって西新宿のウェンディーズでした。
大きくなって、デートなんぞでもよく使いました。
社会人になってもよく行きました。
池袋、新宿、高田馬場、銀座、六本木、麻布十番、恵比寿、浜松町にもいったかな。
現在都内18店舗あるうちの半分近くは行ったことがあるんですね。
んま、どこの店舗に行こうが味に変わりはないんだけどサ。

まだ今年は10日残っています。
もう2回ぐらいお別れの会を開くつもりですw
たとえ一人であっても。
お気に入りのスパイシーチキンサンドともお別れをしないと、ね。
 

ラヴェルの「ボレロ」が好きだ。
バレエ音楽だそうだ。
たぶんみんな知ってる曲で、
自分自身それにいつ出会ったかなんて覚えてない。

この「ボレロ」が好きで、いつか演目も見たいと思ってた。
それがひょんなことから叶ったのが、2006年だったか。
シルヴィ・ギエムの「ボレロ」だった。
連れて行ってくれた小林さんに本当に感謝だなぁ。

そこから芋づる式に知る。
振り付けはベジャールって人なのか。フランス人ね。
その人は大分偉大な人のようだ。

まぁ、その程度の知識。
その程度で恥ずかしいけど、なんか気になるおっさんやな。

2007年に亡くなり、彼のカンパニーの
その後を撮ったドキュメンタリー映画を見てきた。

映画の内容は置いておくとして。

「ボレロ」を観た時、
あのスネアのリズムとともに一枚ずつ剥がされて
感情が音と踊りに操られてさらわれていくというか、
心地よく、でも興奮を覚えるとでもいえば伝わるか。
陶酔ってこういうことかな。

カンパニーを通して、ダンサーを通して
観客にそんな魔法を かけることのできる振付師だったのだなぁと
ボレロの記憶と映画の後味から思った。

彼が生きている時に彼の存在をあまり知らず、
彼を見なかったことは悔やまれる。
でも、映画を見る限り、
ベジャールはいまだにカンパニーの中にいて、
ダンサーの中に残り生き続けているのだなぁと思うと、
まだまだ見るべきはこれからだなとも。

偉大なパフォーマーも、もちろんすごいけど、
パフォーマーを通して、創造した世界を
この世に存続させられるほどの 影響を及ぼす人は、
さらに大きな存在だなぁと感じたよ。

今年の文化活動はこれでおしまいかな。
来年もよいものにたくさんふれたいな。
Maroon5 のsongs about Janeがまだ流行っていた頃のある日、
私はHoliday Innの一室にいた。

何も特別なものはない、標準の快適。
テレビのチャンネルを音楽番組かニュースにあわせ、
特に観るわけでもなくBGMにする。
そしてきれいにベッドメイキングされたダブルベッドのうえに突っ伏す。

耳に入ってくる英語を理解する集中力は残っていない。
空き巣に入られ、パスポートをぬすまれた先輩の代わりに
急遽やってきた海外ロケハンに
勝手がわからずにおたおたして一日一日が終わっていく。
そんな合間の休息だから。

糖分補給にTimTamを頬張る。
乾燥するので水を飲む。
すべてmini Barから。

そうしているあいだに散々流れたのがThis Loveだった。
だからThis Loveを聞くとこの光景が頭の中に浮かぶ。
シドニーのHoliday Innの一室。
住宅地。
路上に停まるBMW Xシリーズ(たぶん、5)とそれを囲む夫婦+男性。
どうやら点検やら修理やらで引き取られていくようす。

シャッターの開いた車庫を横目でのぞくと
代車であろうBMWのクーペかなにか。
薄暗くて具体的に何が代車で来たのかはわからなかったけど、
その薄暗い中に、代車の後ろにもう一台車があることはわかったよ。

金持ちってすごいなぁ。
金持ちの気持ちってわからないなぁ。

最寄駅から徒歩15分ほど。
家族構成はわからないけど、 夫婦の風貌を見る限り、
子供は結婚して独立しててもおかしくない。
ならば仮に二人で住んでるとして、
あの一等地で代車含めて車2台も必要かね。
せいぜい数日でしょ?車1台体制は。

旦那様は車で通勤しても、
奥さまは近所に東急本店があるから いいじゃないか、徒歩でも。
「あたし、ドライブが趣味ざんすの」と、
夫の居ぬ間に車を走らせているっていう雰囲気でもなかったし。

わからないなぁ。残念ながら、わからないなぁ。