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ルーブル-DNPミュージアムラボ
土曜シネマ
「影、そして指先~修復への視線」


ジャン・ブロックも「アペレスの学堂」も残念ながらわからない。
 絵画の修復に興味をそそられ、観にいった。

古いワニスをはがす。
剥離した部分にパテを塗りこむ。
新たにワニスを塗る。
何度にも分けて色を塗って補整していく。

たとえば盗難にあっても、たとえば一部切り取られても
それはすべてその絵画の歴史。
その歴史に入り込んで、歴史に手を加えていくという点では
これはものすごい作業だなぁと思った。
ただ、修復していく過程で明らかになる歴史ある。

これはものすごい仕事だと思ったよ。

今回のこのシネマは昨日で最終回。
次回は何が取り上げられるか、たのしみだな。


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北海道は雄大でした。

一日半、ルスツでスキーをし、
一日半、札幌観光を満喫しました。

長く広いスキー場。
広すぎて、コース上に自分たちしかいないなんてこともザラ。
連休で混んでいたはずなのに。

3月下旬にもかかわらず、あの雪質の良さ。
まいったね。ヤミツキだね。

札幌の寒さはきびしかったけど、
魚介とラーメンとスープカレーにうっとり。
北大の広さにびっくり。

すべり倒し、食い倒れました。
連休明け、未だカラダが重いです。


無数の突起とカラフルなテープ。
そんなのが壁一面。

ダンナのお友達に連れられ、
ボルダリングに行ってきました。
あれよ、室内版フリークライミングよ。
手足のみを使い、人口壁を登るヤツ。

今回は横浜駅から徒歩10分くらいのところにある
PUMPへ連れて行ってもらいました。

受付で登録を済ませ、注意事項が盛り込まれたDVDを見、
もってきたTシャツとハーフパンツに身を包み、いざ。

難易度別に級があり、もちろんダンナと共に一番下の級から挑戦。
級ごとに色分けされたテープが張ってあり、
それを目印にその凹凸だけを使って上っていくと。
スタートとゴールの凹凸は両手でつかむことがキマリ。
足は、自由にどの突起を使っていいものと、
指定されたもの=制限なのとある。

あらかじめルートを眺め、
頭の中でシュミレーションして手足をかける。

壁に対してへばりつくように腕を縮めがちだったけど
それが体力消耗につながるということがわかった。
つぎに手をどうかけようか上ばかり見て
どうも足が遅れ気味になり、結果非常につらい状況を
自ら造りがちになることもわかった。
突起をつかむとき、つい親指が休んでしまうことがわかった。

1つのコース(突起5こくらいかなぁ)を登っては
「腕が痛い~~~」とぷるぷるさせながら休み、
口をあけて友人の登る様子を見学、
見学に飽きて登り始めるも、腕はちっとも回復してなくて
スタートからちっともスタートできないなんてこともしょっちょうだった。

ジムにいたのは2時間ほどだったけど、
腕はパンパン、かつ、ぐったり。
予定も詰まっていたのでおいとました。

握力や腕力がものを言うというスポーツでもなく、
コツや判断が大事なのかな。
もちろん、基本的な筋力は必要なんだけどさ。

非常に面白かった。
こりゃ、流行るのもわかるし、また行きたいと思う。
今度はもう少し近所で探してみる予定。
日常に帰る前にシンガポールにて1泊。
都会の空気を吸ってリハビリってトコだ。

前半戦でシンガポールの主たるところを
すでにうろうろしてしまったので、
残り一日でどこに行くか迷ってしまった。
きっとコアなところは多いのだろうけど、
遠くまで行くか、都会的楽しみ方をするか
そのどちらかじゃないかなぁと思う。
シンガポールは、都会だ。

sentosaに行った。
underwater worldという水族館へ。
水族館なんて、久しぶりっ。
デートらしいデートではないか。

ケーブルかーにてセントーサ島に渡ったんだけど、
これがけっこうな高さでねぇ、海面から90mくらいあるらしいよ。

P1060129.JPG
<今まさに、空中にほおり出されん瞬間>

到着。なにやら観光客がうようよ。
完全な、計画的な、観光地です。
肌の色もバラバラ、話す言葉もバラバラ。

観光で食っているシンガポール、
前半戦で行ったシンガポール国立博物館が
ものすごく内容が深くてよかったものだから、
この水族館も期待したのだけれど・・・うーん、ちょっと期待はずれ。
水族館のチケットでいるかのショーも見れるようだったので、
ピンクイルカのショーもみてきた。

セントーサの島は、これだけではないだろうけど
なにやら観光客の多さに疲れてしまった。

シンガポール最後の夕飯はこれまたホーカーズ!
とおもって、Lau Pa Sat Festival Marktへ行ったんだけど、
なーんか観光地的というか、観光客ターゲットというか、
キレイで広くて客引きが多かった。
なんだなぁ、とおもって、隣接してるサテの屋台街で食べることに。
観光客も多いけど、ワイシャツ姿の
地元サラリーマンと思われるような人もいたので、
これもシンガポールなのだなと思った。

P1060156.JPG
<前後左右、路上の簡易席で食す人で一杯>

さて、帰りの飛行機は早朝。
夜中には移動をしなくちゃいけないことを考えると
その1泊はもったいないので荷物を預かってもらいつつ、
夜中まで時間を潰すことを選んだ。

ボート・キーへ。ナイトスポットである。
ビールを飲み、フィッシュ-n-チップスを頼み、
大画面でオリンピックを見た。
うろうろ散歩し、あるいはたちどまり、
でも、まだ数時間あるというのに眠くなったり。

P1060170.JPG
<スカートをはいてデートすべきやな>

チャイナタウンへ戻り、東京にいるかのようにダーツをし、
疲れたのでホテルに戻って荷物を受け取り、空港へ向かった。

シンガポールは街だ。
街では街の遊びをしないと街を楽しめない。
でもその「街」具合は、東京でも味わえる「街」だなと思った。
楽しかったけど、街アソビのココロの準備をしてくるべきだったな。

早朝なのにバーガーキングを空港内で食らって、
満腹になりながら搭乗し、爆睡の内に羽田に戻った。
シンガポールのHISで予約した。
フライト往復とホテル宿泊費のパッケージになったもの。
あ、もちろん、前もって日本からだよ。

ビーチで、かつ、できれば日本人の少ないほうを選んだ結果、
もっとも栄えているクタではなく、ヌサドゥアを選択した。

Nusa Dua Beach Hotel & Spa

P1060078.JPG
<ホテルの入り口。なにやら、もうすでにリゾート>

敷地は広く、ビーチやプールはもちろん
テニス、バスケ、スカッシュ、スパ、お土産やサン
レストラン、バー、ジムにフィットネスがそろってる。

ココですべてが足りる!
そんなリゾートリゾートしたホテルなんて、
うちら、はじめてです・・・。

P1060067.JPG
<プールを抜け、海へ>

汗で体外へ逃げた水分をビールで補充し、
木陰でデッキチェアに寝そべる。
暑くなればプールで体を冷やし、またデッキチェアへ。

あー、なんとすばらしい時間なんだ。

でも、時間貧乏性のうちらは、
そんな時間もいいけど、やっぱり来たからには何かしなくちゃと、
ツアー・トラベルデスクに相談した。

初・サーフィンに挑戦。
地元インストラクターのにいちゃんはおそらくうちらより年下だろうなぁ。
惚れ惚れするようなカラダで、彼は英語と日本語を話した。

初めてなので、もちろんロングボード。
どこまでも浅瀬なのでパドリングせずにボードを押していき、
よいところでよいタイミングで波に乗り、そして立った。

海が苦手で泳ぎも確かでない麻美にとって、
どこまでも浅瀬で、パドリングに時間を費やさなくてもいいというのは、
これはこれは、心置きなく「波に乗る」ことに専念して練習出来てよかった。

次第にカラダに疲れが蓄積されてきて、
気持ちは乗ろうとしていても、腕は体を支えてくれなくなった。
あー、日ごろの運動不足が祟る。

初物二つ目はラフティング。
乾季なので水が少なくて、
「きゃーっ、わーっ」っていうラフティングにはならなかったけど、
熱帯の景色に囲まれて下る川は、それはそれでよかった。
そもそも、その地点までたどり着くまでの道のり、
車で2~3時間の村の中、山の中は、また違う表情のバリが見れた。

そして、初物3つめ、スカッシュ。
ホテル内のテニスコートにて1時間、
2つほどボールをなくすようなラリーをした後、
ホテルの人に勧められてスカッシュをした。

前からやってみたかったんだよねー。
ところがふたりでは何も続かない。
ホテルのあんちゃんが、見かねたのか、
ラリーの相手になって教えてくれた。
激しいが、これがまたおもしろい!
ぜひ日本でもやりたいものだ♪

あぁ、なんという夢のような世界。
リゾートって、こういうものなのねぇ、と
ほけほけしながら、シンガポールに戻った。

P1060042.JPG
<ほけほけ~っ>

麻美の乏しい知識の下、
シンガポールといえば「キレイ」と「マーライオン」だった。

NWAにてシンガポールに到着したのは午前0時過ぎ。
タクシーにて、china townに程近い the scarlet hotelへ向かった。

このホテル、BRUTUSのBack to the Hotelで見て決めたの。
去年のタイの感覚で宿を探していたけど、シンガポールって、高いのね。
アジアだからと甘く見ていたのかもしれない。

赤を基調とした、オシャレなホテル。
部屋はコンパクトだけど、快適でしたよ。

P1060176.JPG
<むーでぃなエントランスですよ、ねぇ>

ただひとつ文句を言うとすれば、窓がないこと。
明かりが差さないということは、いつ朝が来てもわからないということで、
せっかくのオフでも目覚ましをかけてたよ。

街を散策。東京を散策するのと、さほど感覚はかわらない。
変わらないけど、その民族ごとにエリアがあって、
1国で何度も楽しいって言うのは、日本では味わえない楽しさだよね。

P1050979.JPG
<ブギス・アラブストリートにて>

マーライオン周辺は世界中からの観光客でごった返し、
ラッフルズホテルがかもし出す雰囲気に圧倒され、
地下鉄での飲食禁止に驚いた。飲み物もダメなの??

P1050917.JPG
<ラッフルズホテル。1週間ほど逗留してみたいものだ>

穴場だったのはシンガポール国立博物館
シンガポールの歴史が学べる。
その日はなにやら15時まで待てば入場料が無料になるというので
10分ほどお茶を飲んで時間を潰してから入館した。

P1050928.JPG
<お出迎え。真紅のバラ柄>

展示物には基本的に文字情報がついてない。
だから、すべての見学者に音声ガイドが渡される。無料。
コレがなんと数ヶ国語に対応。日本語ばっちり。

足元を見やると通路に番号が書いてあり、
展示物一点一点にも番号がついている。
見学者はその通路はどんな時代のものを展示しているのか、
そのひとつひとつの展示物は一体どういうものなのか、
自分の音声ガイドに入力して説明を聞くわけだ。

これがなかなか聞き応えのある説明。
その当時の人物に扮して会話が流れたり、
展示物によっては音声ガイドでミニ映像が見れたり。
とてもとても、全部見聞きすることは出来ないほどに情報たっぷり。

このときは無料で入れたけど、SG$10払ったって惜しくない。
大満足な内容だった。

ゴハンはホーカーズで食べるようにした。屋台ね。
幸い、ホテルはMaxwell food centreがご近所。
ランチやら夕飯を食らった。1食ふたりで1000円くらいだったか。
平日のお昼時はスーツ姿も見かけたので、ほんと、庶民の食堂だよね。
定番、チキンライスもしっかりたべた♪

P1060120.JPG
<平日の昼はこの混雑>

2泊して、さて、バリへ飛んだ。

10回/年を目標に文化的体験や鑑賞をすること。
抱負豊富に」のひとつに掲げたもの。

P1050778.JPG

土曜日、STOMPを観にいった。

日常のノイズが、ビートになり、サウンドになる。
体は合わせてリズムをとっちゃうし、
その生命感に涙が出てくる。事実、始終目が潤んでた。

地面にまかれた砂をブリキゴミ箱のふたで擦る音。
マッチ箱をたたく音。
ゴミ袋の中に空気を入れる音。
空気の入った巨大浮き輪をたたく音。

そんな、普段耳も貸さない音たちを聞いて感動するんだから、面白いよね。

こんなちっちゃなウィンドウで見たって
もうワクワクなんだから、ナマで見れば、そりゃぁ、もう。
憧れのあまり、たとえばタップとかやってみたくなった。

文化活動。来月は「クラス・ルーブル」が待ち構えております。