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【発】フュッセン(Fussen/Germany)
【経由】ネルトリンゲン(Nordlingen)・ローテンブルク(Rothenburg
【着】ハイデルベルグ(Heidelberg)
【走行距離】464km/3400km 

DSC05392.JPG
<ノイシュヴァンシュタイン城。おとぎの城だぁ>


P1030072.JPG
<きれいな景色とおびえるダンナ>


P1030061.JPG
<ロマンチック街道の一部>

ノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwanstein)を訪れる。
城の中に入るにはツアーに参加せねばならず、
しかし、そのツアーの時間が理想の時間と合わない・・・。
え?そんなに先なの?って時間だったので、
予定変更、城の外だけ見ることにした。

といっても、城は山の上。
そこまでいくには有料バスか、有料馬車か、徒歩。
・・・歩きます、歩きました、けっこうな傾斜です。
あまりにつかれ、途中で買った水は500mlなのに2ユーロもしました。
ここも、しっかり観光地ですw

ひーこら登った先に広がるのは、
いやぁん、なんだかメルヘンでロマンチック。
シンデレラ城のモデルになるのもわかるわぁ。
なんつーか、ホントおとぎの国の城のような城。
写真を撮って下山した。

さて、この城がロマンチック街道の終点らしいが、
うちらはそのロマンチック街道をさかのぼって次の地点を目指す。

正直言いますと、「ロマンチック街道だなんて・・・」と、
そのネーミングからちょっと小バカにしてました。
麻美も。ダンナも。

でも振り返ってみれば、
この旅の「絶景TOP3」に入れてもおかしくないほどの
景観が美しく、ロマンチックな街道だった。

ちなみにフュッセンは群馬県沼田市と姉妹都市だそうです。
ドイツ的自然景観を有していることから
長野県上田市から軽井沢、草津、沼田市を通って宇都宮市に続く道を
日本ロマンチック街道としているそうで、
ドイツのロマンチック街道と姉妹街道だそうな。

ロマンチック街道自体は街をつないで一般道を走っていくんだけど、
全部訪れるのは時間的に難しいので
途中アウトバーン(高速道路)でショートカットして、
ネルトリンゲンにむかい、そこからロマンチック街道を通って
ローテンブルクに行くことにした。

中世の町並みがほぼ完全な状態で残っている都市、ネルトリンゲン。
ガイドブックなどに載ってる上空写真を見ると納得。
隕石が落ちて出来たといわれる盆地に町ができてるんだってサ。

そこからローテンブルクまでの道のり、
過ぎていく街はクリーム色の壁に茶褐色の三角屋根の家々が並び
街全体がすべてかわいかった。
街をつなぐ道のりは、よく晴れた秋の突き抜ける空と、
大地の茶色と牧草の緑に色分けられた、どこまでも続く3色の景色。

「ロマンチック」は伊達じゃなかったよ。

ローテンブルクでは市庁舎の塔に登ってきた
途中まではフツーの急な階段、
途中からははしごかと思うくらいの急な階段、
最後には完全にはしごだと思われるはしごを上って、
高さ60mの塔のてっぺんに到着。

最後のはしごはもちろん、それまでの階段も
ヒトがすれ違えないほどの狭さ。
降りてくるヒトを待って、登ったさ。

街を一望。かわいらしい色の家々。
真下のカフェやヒトはミニチュア。
空は見事なまでに快晴。
なーんてキレイなの!!

・・・となりでダンナはその高さにびびってる。
彼の口から出るのは「キレイ」「うつくしい」ではなく
「たかい!」「こわい!」だった。

あぁ、ドイツは車で来るべきだ。
たのしすぎる!

その日はハイデルベルグまでがんばった。
翌日、ゆっくりニュルブルクリンクを楽しむために、
すこしでも近づきたかったのさ。ふふふ。
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【発】バードラガッツ(Bad Ragaz/Switzerland)
【経由】ファドゥーツ(Vaduz/Liechtenstein)
ブレゲンツ(Bregenz/Aurtria)
【着】フュッセン(Fussen/Germany)
【走行距離】224km/3400km 

DSC05326.JPG
<スイスとリヒテンシュタインの境>

DSC05335.JPG
<開いてなかったスキー博物館の前で>


宿のおじさんも片言の英語だったが、
朝食の場で、その片言英語の会話から察するに
FIFAに従事しているらしい。まじか?!

さぁ、出発。引き続き北上です。
目指すはドイツのフュッセン(fussen)!

2つの国を越えていった。

まずリヒテンシュタイン(Liechtenstein)。
南北に25kmほど、東西に12kmくらいしかない小さな国。
この旅行の計画を立てるまで、恥ずかしながら知らなかった国w

法人税が安いからペーパーカンパニーが多いんだって。
直接税がないんだって。生活水準が高いんだって。
街に入って気がついたのは、家も車も、なんとも全体にキレイであること。
あぁ、お金を持ってるんだなって、ほんとうにわかる。

キヨスク程度の小さなtourist informationで
2ユーロ払って入国スタンプを押してもらった。
この旅5ヶ国目だけど、2個目のスタンプ。

スキー博物館というのがあるんだけど、開館時間14時から17時!
昼前に着いたうちらは、さすがにそれまで待ってられないのであきらめた。

さらにすすんでオーストリア(Austria)に入国。
国境で初めてパスポートの掲示を求められた。

いつぞやラジオで聞いたのかな、
日本では
オーストリアとオーストラリア(以下、豪州)と混同されるので
オーストリアはオーストリーと変えてほしいとしているものの、
いまだオーストリアのままだと。
日本国内では豪州大使館とオーストリア大使館と
間違って訪れるヒトが多いからオーストリア大使館には
豪州大使館の地図が置いてあるって聞いた。

ブレゲンツ(Bregenz)にて一休み。
お昼にケバブを食べ、ボーデン湖をながめ、
でもあまりにも寒いから先に進んだ。

そして7カ国目、ドイツに。
ノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwanstein)のある
フュッセン(Fussen)へやってきた。
山の中に浮かんで見える、おとぎばなしに出てきそうなお城。
この日はもう既に閉まっていたので翌日に来ることにした。

このお城のおかげで、ここも日本人観光客が多い。
泊まったホテルの部屋には、
日本語表記のホテルの案内ブックがあった。
ツアーの客と見られる日本人おじさんおばさんたちも泊まってたし。

この日は、その地域、アルゴイの郷土料理
ケーススパッツェンというのを食べてみた。
アメリカ風に言えば、マカロニ&チーズかw
いやいや、もっと深みにあるなんともおいしい料理でした。

大きなテーブルの向こう側に座った一人旅風男性が
何を食べようか悩んでいそうだったので勧めといた。
彼が食事が終わって店を出るとき、
「君たちの言うとおりだったね、おいしかったよ」と声をかけてくれた。

ほんとはほかにも食べてみたい郷土料理があったんだけどね、
たった二人の胃袋ではなかなかそうもいかないね。

その夜、胃が重くて目がさめて、
胃薬のんで、しばらく眠れなかった・・・。
【発】コモ(como/Italy)
【経由】フルカ峠(Furkapass)・グリムゼル峠(Grimselpass)
スーステン峠(Sustenpass)・オーバーアルプ峠(oberalppass)
【着】バードラガッツ(Bad Ragaz/Switzerland)
【走行距離】379km/3400km

P1030011.JPG
<道の端っこに立つダンナ>

DSC05295.JPG
<高さのあまり腰が引けてるダンナと共に>


この日は峠道をzoom zoom行こうと、
高速に乗ったんだけどさ、途中スイスに入国。4ヶ国目。

今までと特に大差はないんだけど、
痛かったのはスイスの高速使用料。
年間パスで40スイスフランor 30ユーロ。
この一日しか使わないのに、年間パス40スイスフランor 30ユーロ。
これの購入のために、国境でエンジンを止めた。

購入。シールぺたッ。気を取り直して、いざ。

峠の入り口まで高速道路。
みるみるうちに景色が変わっていく。
すでにヴェルドン峡谷の驚きを超える景色。
フロントガラスのフレームには収まらない、
まだ遠いのに広大で、高い山々。

高速を降りてからも幻想的な景色が広がる。
さっきまで快晴の青空だったのに、
靄やらなんやら、白っぽく漂う。寒い寒い。

それらをぬけると、
すがすがしくてやさしそうなのに、
実は絶壁だったり、道路が細かったりの景色が広がった。

広さが際立って見えるのは、
ガードレールがないせいなんじゃなかろうか。
道の端である印として等間隔にポールが立ってる。

それだけ。

道の端っこだよ、危ないよ、と守ってくれる役割ではなく、
ただ単純に、端っこだよと教えてくれるだけの存在。
何かあったときには何の頼りにもならない・・・。
そんな道が始終続いていた。

大きいあまり、大きさの感覚が麻痺する。
たとえばビル群なら、どんなに高くたって、
今までの自分の感覚から、その高さを察することができる。
けどさー、広大すぎて、わからんのだよ。

えーっと、あの点は・・・ヒトだ!
ってことは、うわーっ、でかいなぁ。
って、ワケのわからん感動ばっかり。

やがてはローヌ川につながるローヌ氷河ともご対面。
はじめてみる氷河。
あれがこんにち、融けてるわけ?
温暖化って、深刻じゃないっすか!

そんな調子で3つの峠を越えた。

いや、コレ、言葉じゃ表現できないよ。
実は何度も書き直してるw

とにかく大きいし、とにかくひろいし、とにかく高い。
大地というものを見た気がしたし、地球を感じたよ。
世界って、いろいろな面があるんだねー。

その後は、温泉目当てにバドラガッツ(Bad Ragaz)へ。
スイスで温泉です。ぷはー。

といっても、水着着用で、温泉というよりも温水プール。
衝撃的なことに、男女別れた更衣室ではなく、
ちいさな個室と、鍵つきロッカーが並んでる。
個室で着替え、ロッカーに荷物を入れろと。すげー。

ゆっくりつかるというより、
ジャグジーやら流れのあるところやら、滝のような落水やら。
なんとも新鮮に感じました。

温泉があるだけに、tourist informationには日本語の案内があった。
でも、ここはすでにドイツ語圏内で、小さな町なせいか、英語も通じずらい。
夕飯のために入った小さなレストランでは
ちんぷんかんぷんなドイツ語おんりーでありながらも、
接客のお姉さんの好感な応対でおいしいものをいただけた。

こんなにも言葉が不自由なのって、久々。
【発】サンレモ(San Remo/Italy)
【経由】
【着】コモ(como/Italy)
【走行距離】301km/3400km

DSC05243.JPG
<コモ湖。白鳥さん、ばたばた>

特にイベントなく、次のポイントに向かうだけの日。
イタリアの端っこだけを縦断の日でした。

アウトストラーダ(高速道路)。
イタリアに入って初の高速ですがね、
いや、通った道のせいもあるとは思うのですが、

・・・とにかく怖かった。

海沿いの、山の間を通るこの高速。
道は、3車線あっても1車線分が今までより狭いし、
トンネルの中でもお構いなしに、
これで高速かよっ!って思えるカーブは連発だし、
それにもかかわらず、みんな速いし。
助手席でありながら、怖くて黙りこくってしまったよ。

この日、サービスエリアで昼食にした。
おもえば、ちゃんとした昼食って初めてか。

日本のように、上り下りのそれぞれ、
もしくはどちらかの敷地にサービスエリアがひろがるのではなく、
上り下りの道路の上に、橋がかかるように長細い建物がわたり、
そこに飲食店が入ってた。

バイキング形式だった。
でも、サービスエリアのゴハンと侮るなかれ。
リゾットもカルボナーラも、やっぱりイタリア的においしかった。

その日の宿をロンプラで探して予約し、
それから2時間くらいでコモ(Como)に到着した。

今日こそは洗濯しなくちゃいけないんだ!
洗濯物を持ってコインランドリーに行き、帰りはぶらぶら街散策。

日本は歴史的建造物を保護する。
地震などで壊れる可能性が高いせいだろうかね。
ここらは、歴史を感じる建物も、現役中なことがおおい。
そのごっちゃ感がいいんだろうね。
どちらをむいてもシャッターきりたくなるよ。

コモ。コモ湖があります。避暑地です。

夏は混んでるんだろうなぁ。
逆にこの季節は客が少ないせいか、
夜、開いてる飲食店が少なかった・・・。
早々に閉めてしまったり、そもそも開店してなかったり。
おかげで夕食にありつけるまでにずいぶんとうろうろしたわ。

ありついたけど、すごい混雑。
おいしかったけど、せわしなかった。
んま、こんなときもあるか。
【発】エクス・アン・プロバンス(Aix en Provence)
【経由】ヴェルドン峡谷(Gorges du Verdon)・ニース(Nice)・モナコ(Monaco)
【着】サンレモ(San Remo/Italy)
【走行距離】311km/3400km

P1020813.JPG
<ヴェルドン峡谷を過ぎたところ。広い、広すぎる。>

P1020868.JPG
<ニースです!コートダジュールです!青い!>

P1020908.JPG
<地面に書かれたスターティンググリッド>


胃薬を頼りにするほど食べ過ぎても、
朝には腹が減るんだよね。不思議。

ゆったりとしたluxeのお部屋を後にし、
ヴェルドン峡谷を目指して出発しました。

ヨーロッパで最も大きい峡谷との紹介がロンプラにありました。
渓谷をもっと楽しむにはラフティングとかオススメらしいですけど、
いやはや、うちらは走って楽しみます。

なんちゅーか、その景色の壮大さは
「すごい!」という言葉以外で表現できませんでした。
アルプスの端っこを垣間見にいった感じです。
これで端っこかぁとおもうと、
いわゆるアルプスはどんだけのものなのかと、
ちょっぴりおそれおおくなっちゃいますな。
そしてそんなところに道を作った人間も、すごい。

その後、急激に山を降りて香水の街グラース(Grasse)を通り、
こ~とだじゅ~るなニースに向かいました。

ここまでくると、やはり気温の差が出てくるよね。
フランスの上から下まで来たのですから。
車を降りて浜辺を散歩。暑くて半そでになる二人。
でも地中海の浜辺にはまだ水着姿で寝そべるフランス人。
おおお。ちちゅーかいだー。

海沿いを走り、この旅2ヶ国目のモナコに入国。
といっても、道路標識同等のサインがあるくらいで
気をつけていないと、知らずウチに入ってることになる。

モナコですることはただひとつ。
あのコースを走ることですよ。

1周3.34km、これを78週
こんな街中、こんな狭い道を、
トップスピード305km/hっていうんだからあいつらバケモンですw

周回してみました。
地面にスターティンググリッドが書いてあったのは感動です。

実際には信号を無視して車をすり抜ける観光客がおおすぎて、
さらにはあちこち工事が多くて、
結構車も多くて、なかなか通してくれなかったりと、
「周回」といえる代物ではなかったんですがね。
最高速度、40km/hも出してないんじゃないか?w

入国の証が何もないので、
スーパーで飲み物を買って
レシートをもってしてココにきた証とすることにしましたw

こんな高い土地では泊まりません。
さっさと3カ国目です。
2ヶ国目の滞在時間、たかだか2時間強・・・。
それでもなんでも、海岸沿いを走ってイタリアに入国、
はいってすぐの、サンレモ(San Remo)泊。

イタリアです。なんていったって、パスタとピザです!
これ以外に何を食べましょう、いや、食べません!

ホテルの前に、これまたロンプラ掲載のピザやサン・pizzeeria Vesuvio。
食おうではありませんか。食いますよ。

フランス語も読めませんでしたが、イタリア語も同様に読めません。
ここは確か、英語表記のメニューがあったんだったかな。
なんとかうまいパスタとピザにありつきました。

たっぷり食べて
どっぷり酔ったので
あっさり就寝。
【発】リヨン(Lyon)
【経由】アヴィニヨン(Avignon)
【着】エクス・アン・プロバンス(Aix en Provence)
【走行距離】368km/3400km

P1020691.JPG
<ほんとにこんなの、人間が作ったのか?>

P1020717.JPG
<ここなら閉じ込められてもいい!>


大都市にいるうちに、本屋さんで地図を買おうと
リヨンの町を朝ごはんがてら散歩する。
買ったのはMichelinのヨーロッパ(2007年判)@Virgin mega store。
大きな都市に関しては市内図も載ってるから、まぁ、よい品でした。

さて、今日はポン・デュ・ガール(Pont du Gard)だ!
教科書だ!世界遺産だ!とウキウキしながら車を進めた。
さすがに観光客が多く、ここにきてたくさん日本語を聞いた。

古代ローマ人が作った巨大な水道橋・・・の一部。
いやぁ、自分だったら、
はい!水を引くのはここまで!とあきらめそうなものを。
ローマ人、実は未来人か、宇宙人なんじゃ?と疑う。
上の写真、ちっちゃくダンナがたそがれてます。

さらにアヴィニオン(Avignon)に立ち寄る。
えー、解説。なになに?
フランス王とローマ法王庁の対立により
1309年教皇クレメンス5世がアヴィニョンに滞在することになった
歴史的に有名な「アヴィニョン捕囚」の舞台
」ふむ。

何しろスケールが違う。
地震の多い日本では考えられない建築物たちだよねw
フランス、ひいては欧州の歴史の大きさと重さにずずーんときた。

もうちょっと走れるな。よし。
んじゃ、エクス・アン・プロヴァンス(Aix en Provence)まで。
着いて、tourist officeにて本日の宿を探してもらう。

が、しかし!

「昨日のW杯の試合がマルセイユであってね、
その後の観光客が流れ込んでるのよ。どこもいっぱいねー」

うわー、きた!イベントとのバッティング。
しかも予想外に大盛り上がりのラグビーW杯!
後で調べてみたら、南アフリカとフィジーの準々決勝だったらしい。

残っているというluxeのお部屋では予算よりも高めだけど、
んまー新婚旅行だしと、取ってもらった。
チェックイン。うーん、たしかにゴージャス♪

ここは学問の街だそうで、学生の街のようだ。

海が近づいたのでこの日はシーフードを求めてレストランに入った。
えびやらカニやら、とくに牡蠣!うんまーい♪
ゴージャスな内装のお店で、
もすこし服装に気を使うべきだったと後めたくおもいながらも
おいしいひとときを過ごしました。

もちろん、デザートまで。
うーん、毎日食いすぎだ。

【発】フォンテーヌブロー(fontainebleau/FRANCE)
【経由】ディジョン(dijon)・ボーヌ(beaune)
【着】リヨン(Lyon)
【走行距離】459km/3400km

P1020524.JPG
<ぶどうだけ。本当にぶどうだけのワイン街道>


フォンテーヌブロー宮殿の前だけ写真を撮って、早速移動を始める。
目指すはワイン街道ですよ。
なんたってブルゴーニュ縦断ですから。

オートルート(高速道路)でDijonを目指し、そこからはしたみちを。
ぶどうのイラストのサインがワイン街道のしるし。
そこに広がるのは、本当に本当に葡萄だけ。圧巻の景色。

9月には収穫だから、
残っているのは枝と残り物ぶどうだけなんだろうけど
なんちゅーか、本当にぶどうだけ。

途中村々に寄るも、日曜だったせいかヒトの気配がなく、
ワイナリーのようなところに行くも、開いておらず・・・。
きっといろんなところで試飲が出来たりするんだろうなぁと
ちょっぴり悔しく思いながらもワイン街道を進んだ。
もっと下調べしておけばよかった・・・。

途中、クロ・ド・ヴージョclos de vougeotだけ見学。
もっと勉強して、ぜひまた来たいなぁ。

無謀にも、ダンナは麻美に運転をさせてみる。
クラッチなんて教習所出て以来踏んでない。
5kmとせずに街につき、
その間のダンナは生きた心地がしなかったに違いない。
麻美が運転したのはそれっきり。
全3400kmのうち、それっきり。

そんな調子でボーヌまでたどり着き、
まだもう少し走れそうだからと、その日はリヨン泊と決めた。
ロンリープラネット便りに宿探し。
電話で予約して、リヨンに向かった。

リヨン。でかい街だけど、なんだか居心地が良いな。
やっとのことで目当ての宿に着くと
この旅、初めてのハプニング発生。

「電話で予約したshimizuです」
「shimizu・・・あれ、いつお電話いただいた?」
「今日です。数時間前」
「もしかして、ロンリープラネットをみて電話した?」
「はい、そうですけど」
「あー、あれね、電話番号が間違えて掲載されてるんだよ」

!!!

たずねたのは、hotel st-Vincent
で、電話番号は全然別の、リヨンの中の宿。
2007年版western Europeに掲載されているのは間違ってますよー。
気をつけてくださいねー。

「出版されて以来、しょっちゅうだよ」と肩をすくめつつも慣れたご様子。
ああ、いいおじさんだ、ぜひこっちに泊まりたい。

っつーか、そうだよなー、
ロンプラ(そもそも豪州産)に掲載されているのに、
電話したホテルの方、英語が不慣れだったもんなー。
2回目電話してほかのヒトが出てきたときには
まったくしゃべれなかったもんなー。

フランス人、気をつけろ。
parlez-vous anglais?(ぱるれ ぶ あんぐれ?=英語話します?)
と聞いても、遠慮なくNONと答えるからな・・・。

hotel st-Vincentのおじさんに頼んで、
間違って予約した宿にキャンセルのお電話をしてもらい、
晴れてhotel st-Vincentに泊まったのでした。

夕食は、懲りずにロンプラで探して食べたのでした。
んー、ワインがうまい!