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mamirt
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料理の苦手な妻
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[職人の母:さち裁縫室]
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我が家の餃子は「べんちゃん餃子」である。

勉ちゃんとは高校時代の同級生で、
いつぞや遊びに来てくれた時に作ってくれた。
夫はその餃子をいたく気に入り、
その場でベンちゃんに材料を書いてもらって
うちのメニューに定着した。

餃子を包むのは夫の役目。
主婦のあたしより上手に包むんだから悔しい。
でも、何個も包むんだからこれほど頼もしい助っ人もいない。

40個包み、まず半分焼いて食べた。
さらに残りの半分を焼く。
焼きあがる頃にはおなかがいっぱいになってきた。

惰性で続きを食べ、ついにギブアップしたのは
トータル30個たべたところか。
残りは翌日食べた。

残った具は翌日チャーハンにして食べた。

ベンちゃん。ありがとう。
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乾燥室でブーツをはく。
自分のブーツを持ってきたのに、なにやら違うな。
おおよそスキーのブーツとは言えない、スニーカーのような形で
足首は何にも守られていない。こわい。
自分のブーツは黒のはずなのに、そいつは赤。
不思議に思いつつもそれをはく自分。

グループでのレッスンの予定だが、
自分のグループはみんな顔見知り。

背後ではほかのグループもいたようで、
そこのコーチは皆川賢太郎だった。

へぇ、とおもいつつ・・・夢から覚めた。




夫は結婚式で
「リタイアするまでに20カ国妻を連れて行く」と約束した。
なので、海外旅行に行かねばならぬ。

その良い教科書となる本を見つけた。
珍しく衝動買い。

ナショナルジオグラフィックだから写真もきれいだし、
記事にも間違いがないだろう。
そこらのガイド本とは一線を画すだろうと
信頼して衝動買い。

よいよ、これ。
これみて、将来ココに行きたいねと
夢膨らませるための教科書。

いいよ、これ。

安野光雅さんの絵を
紀伊国屋書店新宿本店でみてきた


今回は水彩画展だからちょっと違うけど、
この人の緻密なイラストが好き。
子供ができたらこの人の本も与えたいと思う。

  

美しい数学シリーズ(「赤いぼうし」など)は、
ハハハ、結局理解できなかったなw
「絵がきれいな絵本」で終わってしまった。
もう少し興味をもって接して、理解が出来たら
麻美の数学の点数ももう少し変わってたかもしれないね。

それにしても、絵本って安くない。
そんな安くないものを、
あんなに大量に買いそろえてくれた両親に
イマサラ感謝だね。ありがとう。

小学校の開校記念日は5月1日で、
その平日は決まって友達と「としまえん」に行った。
みな同じことを考えていたんだろう、
その日のとしまえんには学校で見る顔が多くあった。

お気に入りはシャトルループとサイクロン。
どちらも絶叫系ローラーコースター。
シャトルループは高くから落とされる大きな1回転がウリで、
サイクロンは後半に2回転することが魅力だった。
すいているのをいいことに、降りたら即乗り場までダッシュして
2度3度繰り返して乗ることもあった。

フライングカーペットやフライングパイレーツも好きだった。
ふわっと体が浮くあのムズムズ感がすきだった。
そしてなぜかアフリカ館も必ず乗った。
ジープの雰囲気をしたカートに乗って、館内一周するものだったけど、
どこそこの水で人が溺れたとか、帰ってこなかった奴がいるとか、
都市伝説的な噂はたえなかったけどね。

「開校記念日にはとしまえんにいく」。
なかば常識のように、習慣のようになっていたが
小学校の高学年にもなると
その日にディズニーランドに行くグループなんぞも出てきた。

地元から数駅の身近なとしまえんに対して、
ディズニーランドは高価で正真正銘の遊園地に感じたその当時。
そのギャップに、あいつらはオトナだな、と
ちょっと妬ましく思ったり思わなかったり。

小学6年生の開校記念日を最後にとしまえんで遊んでいない。
ふとなつかしくなってwikiった

アフリカ館もシャトルループも、もうないこと。
そういえば広告は秀逸だったなってこと。
プールには入ったことがないなぁってこと。
近隣住人にはタダ券が配られたって聞いた記憶があること。
メリーゴーランドが実は世界最古だということ。
練馬区の成人式はとしまえんで、その当時は一日券が配られていたこと。

ふむ、時代は変わっていくんだな。
今行っても楽しめるかしら。
乗物を楽しむというより、
その懐かしさを楽しんでしまうんだろうな。

遊園地に行きたい。 

食事に行く。
近所の中華屋さんでも、気取ったイタリアンでもよい。
時にカウンターで並び、時に四角いテーブルで向かい合う。

まず飲み物を頼む。
一杯目、夫はほぼ間違いなくビールで、
あたしは店によって、ビールかワインか、はたまた泡盛か。

飲み物を待つ間にメニューを眺める。
夕食の代替的外食なら個別にメニューとにらめっこをし、
デート的食事なら、前菜からメインまで相談する。

飲み物の到着とともに食事のオーダーをし、ようやく乾杯。
プハーッ。うまいねー。

さて、その後会話はどう続こうか。

カップルで、夫婦で、食事のときにどんな会話をするだろうか。
いまいち会話のネタに欠け、盛り上がらないのが少々悩みである。
ハタチのころから何度となくデートをし、
今は夫婦として少なくとも一日2食共にするのに、
いまだに「話のネタに悩む」なんていうのも変な話。

ちょっと不満でありつつ、
一方で、このスタイルの基礎が出来上がるのに十分な背景があるから、
仕方ないのかなと呑み込んでいる節もある。

ちなみにその背景、
ひとつは、デートにラーメン巡りが多かったせいじゃないかと踏んでいる。

本屋でラーメン屋を探す。
空腹でラーメン屋さんにたどりつく。
生唾ためてラーメンを待つ。
ラーメン到着と同時に、戦闘開始。
おいしいうちに、完食。 はい、ごっそさまー。
店を出てようやく、「おいしかったねー♪」と会話が始まる。

そう、ラーメンは時間をかけて食べる食事ではない。
一緒に食べに行ってるけれど、なんというか、同志である。
それぞれがそれぞれのラーメンと対峙してるので、
そこに横のラインで会話はあまり要らない。
会話が長引けばそれは麺のノビにつながるから。

そんなこんなで、食事のときに会話を楽しむ練習をしてこなかったのではないか。

もう一つの背景は、そもそも二人の性格にあるかと思う。
話がヒートアップしてくると、時々夫は論破せん勢いになる。
対するあたしは、絶対勝てることがないので、全力でうなづき、聞き流す。

これではもう、話のキャッチボールは成立せず、会話にならん。
そもそも、その結末を見越して、意見を問う話をふってないことに、今気づいた。

ふむ、どうしたものだろう。 世間はどんな会話をしているのだろう。
たとえばロマンチックなデートで、どんな会話をしているのだろう。
昨日、久々に夫とシャワーを浴びたら、
夫のおでこがひろくなっていることに気付きました。

これから辿る道はすでに見えているし、
ネタとして毎日のように取り上げられているので
今更どうってことはないのだけれど。

3年前はこうではなかったなぁとふりかえると、
うん、あっという間のようで少しずつ変化を積み重ねているのだね。

戸籍上、夫婦になって3年が経ちました。

そこがおでこだろうが、頭部だろうが、
キスする範囲が少し広がっただけではないか。
かわらず「夫」として愛していくよ。
これからもよろしくね。